猫みたいな君

部屋に戻って荷物を置きながら
伊藤くんの話を萌々奈にする


『あ、明日、伊藤くんたちが迎えに来てくれるって』

『そうなんだ』

『うん、だから早めに外で待ってよ?』

『なに?早く会いたいの?』

『違うよっ!待たせたら悪いと思って...』

『フフッ♪わかってるよ!』




『あんたたちご飯冷めるわよー!!』


『『はーい』』


楽しい楽しい前夜祭...

いや、お泊り会という名の
海に向けての準備が始まった

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