恋物語~狼王子に惚れられて~


『桜...好きなの?』

空を見上げボソッと呟いた彼

『...えっ?はい』

『俺もなんだ...綺麗だな』

『はい...』


2人で空を見上げる



『君、桜香学園の生徒?』

視線に気づくと彼は空ではなく
私の顔を見つめていた

『今年入学するんです』

私も彼を見つめ答える


『俺と一緒だ』

『そうなんですか?』

『あぁ...えっと...君、名前は?』


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