彼氏に依存した
最期
11月。
あたしは誕生日だった。
なおは高そうな腕時計をプレゼントしてくれた。
あたしは嬉しくて嬉しくて泣いた。
「えっめっちゃかわいい!なお、ありがとう!」
「うん」
なおは優しそうな顔で満足しているようだった
「毎日つける!大事にするよ!」
「喜んでくれてよかったわ〜」
あたしにとって最高の誕生日だった。
そして最後の誕生日だった。
なおと付き合ってもうすぐ9ヶ月になるころ。
また喧嘩をした。
些細なことでの喧嘩だった。
今日はなおが家に来てDVD鑑賞する約束だった。
「今日行かねーから。」
「え、なんで。約束したじゃん」
「別に俺お前と会いたくねーし笑」
「でも、待ってるからね!」
まだ10時半。
11時から2時までなおはバイトだった。
LINEでは来ないってゆってたけどきっと来てくれるよね。
信じて待っていた。
「もう4時…」
なおは来ない。もうバイトも終わってるはず。
連絡もこない
日付が変わるまで信じて待っていた。
夜中の12時すぎ
なおは来てくれなかった
連絡も来なかった
「なんで?信じてたのに。」
あたしはドタキャンが大嫌いだった。
一気になおへの復讐心がでてきた。
あたしは涙も枯れてもう泣き虫だったあたしはどこへ行ったのかもわからなかった。
「今日来なかった事、後悔させてやる」
あたしは家を出た。
家を出る前にいってきますとこれまでにない笑顔で親にあいさつした。
「こんな遅くにどこいくの?」
「んー?散歩♪心配しないで」
「すぐ帰ってきなさいよ?」
「…」
あたしは返事をしなかった。
そのかわりに親の顔をよくみた。
今までありがとうと。
友達にはみんなにLINEを送った。
みんな、今までありがとうね。
それだけ送って返事は見なかった。
駅の近くの高い建物に登った。
よくなおと行く場所がないときに来ていたところ。
「ふう〜。さっむいなぁ…よし、なおにLINE送るか。」
あたしはなおに最後のLINEを送った
「なお、来てくれなかったね。あたし待ってたんだよ」
それだけだった。
なおの返事は待つことにした。
だが、既読無視。
「ふっ…最後くらい返事くれてもいいじゃん。」
あたしは空をみた。今まで育った街をみた。
みんな、いつもとかわらないのに
なつかしく思えた。
あたしはその時からもうなおへの復讐心は消えていた。
逆に謝罪したいという気持ちがでていた。
「なお、自慢の彼女になれんくてごめんな。でもね、これだけは自信持って言えるよ。あたしは誰よりもなおが大好きだったよ。」
あたしは一歩踏み出した。
どうか、忘れないでください。
あたしは誕生日だった。
なおは高そうな腕時計をプレゼントしてくれた。
あたしは嬉しくて嬉しくて泣いた。
「えっめっちゃかわいい!なお、ありがとう!」
「うん」
なおは優しそうな顔で満足しているようだった
「毎日つける!大事にするよ!」
「喜んでくれてよかったわ〜」
あたしにとって最高の誕生日だった。
そして最後の誕生日だった。
なおと付き合ってもうすぐ9ヶ月になるころ。
また喧嘩をした。
些細なことでの喧嘩だった。
今日はなおが家に来てDVD鑑賞する約束だった。
「今日行かねーから。」
「え、なんで。約束したじゃん」
「別に俺お前と会いたくねーし笑」
「でも、待ってるからね!」
まだ10時半。
11時から2時までなおはバイトだった。
LINEでは来ないってゆってたけどきっと来てくれるよね。
信じて待っていた。
「もう4時…」
なおは来ない。もうバイトも終わってるはず。
連絡もこない
日付が変わるまで信じて待っていた。
夜中の12時すぎ
なおは来てくれなかった
連絡も来なかった
「なんで?信じてたのに。」
あたしはドタキャンが大嫌いだった。
一気になおへの復讐心がでてきた。
あたしは涙も枯れてもう泣き虫だったあたしはどこへ行ったのかもわからなかった。
「今日来なかった事、後悔させてやる」
あたしは家を出た。
家を出る前にいってきますとこれまでにない笑顔で親にあいさつした。
「こんな遅くにどこいくの?」
「んー?散歩♪心配しないで」
「すぐ帰ってきなさいよ?」
「…」
あたしは返事をしなかった。
そのかわりに親の顔をよくみた。
今までありがとうと。
友達にはみんなにLINEを送った。
みんな、今までありがとうね。
それだけ送って返事は見なかった。
駅の近くの高い建物に登った。
よくなおと行く場所がないときに来ていたところ。
「ふう〜。さっむいなぁ…よし、なおにLINE送るか。」
あたしはなおに最後のLINEを送った
「なお、来てくれなかったね。あたし待ってたんだよ」
それだけだった。
なおの返事は待つことにした。
だが、既読無視。
「ふっ…最後くらい返事くれてもいいじゃん。」
あたしは空をみた。今まで育った街をみた。
みんな、いつもとかわらないのに
なつかしく思えた。
あたしはその時からもうなおへの復讐心は消えていた。
逆に謝罪したいという気持ちがでていた。
「なお、自慢の彼女になれんくてごめんな。でもね、これだけは自信持って言えるよ。あたしは誰よりもなおが大好きだったよ。」
あたしは一歩踏み出した。
どうか、忘れないでください。