太陽にてらされて






「そんなことできねぇの、お前でも知ってっだろ?簡単じゃねぇの。」





知ってる...。






告ることにどれだけ勇気がいるかくらい。






簡単だったら俺だって余裕で告ってる。









「俺さ、加西のこと何も知らねぇんだよ。何にも...。」







そう言って切なそうに笑う大翔。









「でも後夜祭の時、超幸せだったんだ。このまま時が止まりゃぁいいのにって思った。」






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