太陽にてらされて






教室に着くと、いつもの通りにぎわっていた。







最近の話題はやっぱりクリスマス。






誰と過ごすとか、どこで遊ぶとか、どこへ耳を傾けてもみんな同じ話題。







「.......ふぅ。」






そんな女子の間を抜け、やっと自分の席までたどり着く。






机の上に鞄を置き、イスに座ったら玲香が私の前の席に座った。







「奈那はさ、どうするの?クリスマス。」




< 306 / 364 >

この作品をシェア

pagetop