ホシオト―HoShiOTo
部屋に入った私に
瑛二は小さな紙を渡してきた

「読め…」

「え?…解った」



私は小さく折りたたんだ紙を
開いて、書いてある文字を見た
紙にはたった一言
“好きだ”と書いてあった
目を丸くしてる私に瑛二は
「女としてだから」と言った
私は迷った。
つい2時間ほど前に
結衣を応援すると
約束したばかりだったから…
私は迷った末に
瑛二にその事を話した。

「結衣には秘密で……無理?」



私は考えた…
ばれた時に
結衣との関係がどうなるか…
そして出した結論は…
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