まっすぐに……
ガラッ

私は教室のドアを開けた。


今までざわついていた教室は一瞬で静かになる……

そして皆グループになって私に聞こえるように私の悪口を言う。

こんな事いつものこと。


周りから聞こえる声は
『無口女』とか
『薄気味悪い奴』など……


もうこんな事慣れた。

うぅん違う……
日に日に私の心の傷を深くなるばかり。
辛い…苦しい…
でもね何も言えない自分に一番腹がたつんだ。
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