好きなんて、言えるかよ。
「コイツ、俺のものなんで」
次の日。
高村の事を少し心配していたのに……
「おい、お前このノートとんでんだけど
どういうことだ」
「ちょっと、目をつぶったら寝てしまいまして……」
「ホント使えねぇな
誰かに聞いて埋め直せ」
自分勝手すぎて心配する気も失せた私。
本当に……昨日のあの表情は何だったんだ!!!
仕方ないから咲にノートを見せてもらい埋め直したら
私は、昼休みになってそれを高村の所まで持っていった。