好きなんて、言えるかよ。
「好きなんて、言えるかよ。」
お互いの愛を確かめ合った次の日
私は学校で、高村に呼び出された。
大事な話しがある。
という高村の顔はとても真剣で
もしかしたらまた、
あの後不安になって別れたいと言いだすんではないかと思った。
私は、もやもやとしながらも屋上に向かうと
高村はすでに来て待っていた。
なんか、嫌だな……。
高村がこっちを向いて話そうとするのが怖く感じる。
そして、
「あのさ、すげぇ言いづれぇんだけど……」
ドクンー。
高村はそういうと、私から目を逸らした。