愛ウタ







『お前の鼻は犬以上ぢゃね??』



『恋、しちゃったりした??』




って。






俺はまだ分からなかった。






アノ子を好き....なのか?






話したこともない。





初めてのクラスで相手も俺を知らないんぢゃないか?






心のどこかで


『これから仲良くなればいいぢゃん』



そりゃぁ...そぉだけど



『アノ子を好きなんだよ!
もしかしてまだ彼女が忘れられないの?』







そぉなのかなぁ?



ニオイ惚れ?





ウケる



誰にも言えねぇ〜






てか、俺はもうアイツの事なんか
これっぽっちも好きぢゃねぇし...







考えてたらイラついてきた。




だから考える事を止めた。







いつの間にか始業式は終わってて


気づけば俺等は教室へ戻っていた。












今、気付いた。
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