愛ウタ
バンド
放課後、
教室に高良が来た。
『よぉ!!』
『何だよ』
『テンション低ッ!!お前らしくないなぁ..』
『そうか?んで何しにきた?』
『うわッひでッ!
お前が歌詞書いたから見てくれって頼んだんだろが!』
『そうだったなぁ..ホレッ!!』
俺はノートを高良に渡した。
高良はノートを開き、歌詞を見つめる。
『今までで一番いいんぢゃね?俺けっこーコレ...好きだ!!』
『そおか?テレるし★』
俺は前髪を触る。
『この端っこにあんのはお前が書いたやつぢゃねぇよなぁ?』
『おー。なんか書いてあった。』
『へぇ〜...』
言葉だけ聞いていれば何ともなかったヶど
高良の口元が上がっていた。
俺は気づかないフリをした。
なんとなく、聞くのが嫌だったから。
『じゃあ、帰「あのさ!!文化祭でバンドやらね?!」
突然思い出したかのように叫んだからびっくりした。
文化祭でバンドか...
いいな..!!
目を丸くして突っ立ってたら高良が慌てて言った。
『あ!!ごめんッ!なんか言ってたよな?』
『別にいいよ。
文化祭でバンド..面白そうだな!
俺で良かったらやらせていただきますわ』
俺は満面の笑みで言った。
『まぢか!!!よっしゃぁー!
じゃあメンバー集めんとな!』
ガッツポーズをしながら言う。
相当嬉しいんだな、俺も嬉しいけど!
それから優羽とまぁチャンと一護も呼んで
5人で帰った。
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