不器用男子の、恋。
不器用男子の、恋。




「西崎くんのことが好き、なんです……。付き合ってもらえませんか?」


「…………いや、」


ま、マジかよっ?


俺のことを、好き!?


……いや、本気でヤベぇって!


「ぜってぇ……、無理。」


そんなこと言われたら、もう我慢できねぇ。


俺だって健全な男だし、今までは妄想の中でだけ……(モニャモニャ)……だったけど、付き合うってことは“そういうこと”をしてもいいってことだよな!?


「……そっか……だよね。うん。……ごめん、ね? 」


目の前にいるのは、中学2年から高校2年の今まで、同じクラス4年目の所沢七星だ。


丸3年の片想いが、たった今、所沢の告白によって成就してしまった。


いやいやいや!マジかよ!?


超嬉しいんだけど!!!

 
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