ただ、あなたといたいだけ…
ゴクリ…あたしは、息を飲んで、由梨の返事を待った。



由梨は、長い前髪を色っぽく耳にかけて言った。


「うん、由梨っぽくていいけど、少し訂正するところがあるわね!」


さぁ、やるぞ!!というふうにいきなり立ち上がった。



「そうだねぇ‼︎」




「はいっ!お願いしやす‼︎由梨さん、いえ、由梨様!!」



とあたしがボケると、、、


「よし、分かったわよ!この恋愛マスター由梨様にお任せなさい!!」


とノってきた。


お!由梨ものってきたなぁ!!


左隣にいる千夏から、ヒューヒュー言っているのが聞こえる。


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