ただ、あなたといたいだけ…
「え、ホント⁉︎ やったー!!」



と、あたしが喜んでいたら、、、



「じゃあ、これで後は送信するだけね!」




「はっ‼︎そうだった!!忘れてた!まだそんな難関が待っているとは…」




「緊張するねぇ〜」




「うぅ…。やばい、お腹が痛くなってきた…」



これは、やばいパターンかもしれない…



「え、果穂って緊張すると、お腹痛くなるのねー。初耳だわ。って、そんな事より、早く返信しなさいってば‼︎」



そ、そんな人ごとみたいに…。



「で、でも由梨さん…自分、押せそうにないっす。」



「何言ってんのよ!今までやってきたのに、逃げ出すつもり⁉︎ウジウジすんな!




「うわぁお、由梨さんSだねぇ…」


確かに。千夏に一票。


「そんなこと言ってたら、いつまでたっても、付き合えないわよ?それでもいいのね?」


「それは、嫌だ。…分かった。押す。」



吸って〜はいて〜

吸って〜はいて〜


お、結構落ち着いてきた!

よしっ。

あたしは、息を整えてからボタンを押した。






ポチ…





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