貴方の傍で





「...うん」


最後の一口を食べ終えてから彩を見る

正直、あの人に逢いたいと云う気持ちもある。


だけど、きっと傷ついてしまう

泣いてしまう。



想いが溢れてって忘れられなくなってしまう


「人数とメンバーの事は私に任せて!」


携帯をいじると誰かに電話を掛ける彩

そのまま席を立って私に微笑んでからトイレに向かって行った






















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