貴方の傍で





そう判断した時、頭の中で戦ってた二人は居なくなっていた


「あ、梨花ちゃん~」


隣から声を掛けられビクっとする。

彩達の方を見るとまだ話し続けている


バレてないみたい.....。




「梨花ちゃんが遊ぶなんて超珍しいね!」


今はそんな事話してる場合じゃないんだけどな....。


「そう?ごめん、今は急いでるから、ばいばい」


笑顔で言い放ち背を向け駆け足でその場を後にする





...頃には遅かったみたい。
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