貴方の傍で



ここまで彩に苛々するのは初めてだ

何度か喧嘩はした事あったけれど、どれもこんな気持ちになる事は無かった。


「喧嘩は止めて楽しもうよ」

突然、後ろから聞き覚えのある声がした

「颯斗....。」


久々に颯斗の声を聞いた

颯斗は笑顔で私達に言い私の隣に座った


「せっかくの集まりなんだし。な?」

颯斗は私を見てウインクをした

「・・・・。」


正直、今日は彩と仲直りする気分にはなれなかった






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