【完】腹黒王子の一途な溺愛宣言
「次はサーブの練習はじめてー」
先生の声でみんなコートに並ぶ。
「心瑠ちゃん、隣でしよっ」
「う、うん!」
侑里ちゃん、見た目がキレイなだけじゃなくて、心もキレイなんだな……完璧じゃん!
サーブって……どうやってやるんだっけ。
わからなくて立ちすくんでいると、
「サーブ、こうやってやるんだよ」
と、侑里ちゃんが丁寧に教えてくれた。
「な、なるほど……!」
「心瑠ちゃん、やってみて?」
侑里ちゃんに教えてもらった通り、サーブをする。
「お!上手い!」
ちゃんと、コート内に入った。
「侑里ちゃんのおかげだよ……!侑里ちゃん、ありがとうっ」
侑里ちゃんは本当に天使だ。リアル天使!