【完】腹黒王子の一途な溺愛宣言
「……じゃ、あんまり考えすぎんなよ」
「ありがとう……蒼空」
「おう」
蒼空は家の中に入っていった。
私も一息おいてから家に入る。
ブーブー
自分の部屋に入ったとき、ケータイが制服のポケットで震えた。
誰だろう……?
受信BOXを開く。
「……っ!」
青山くんから……だ。
なんだろう……。
少しイヤな予感がした。
このメールを見ない方がいい気がした。
でもそういうワケにはいかなくて……私は青山くんからのメールを開いた。