【完】腹黒王子の一途な溺愛宣言
Second*Kiss
王子の大胆命令!?【心瑠サイド】
「結季ちゃん……おはよ……」
「どうしたの、心瑠!」
朝、教室に入って結季ちゃんに挨拶したら、心配そうな目で見られた。
「いや……別に……」
自分の机に座ると、結季ちゃんもそこまで来た。
そう、昨日の青山くんのこと考えてたらあんまり眠れなかったのです。
「もしかして、昨日青山くんとなんかあった?」
ギクッ……
結季ちゃん鋭い……。
「ふぅーん……なにかあったんだ?」
結季ちゃんはニヤリと笑った。
「あ、あの……」
「さ、聞かせてもらおうか?心瑠ちゃん?」
結季ちゃんに圧倒され、結局話すことになった。
別に、結季ちゃんぐらいにだったらいいよね……。