【完】腹黒王子の一途な溺愛宣言
「……まぁ、俺に襲ってほしいならいいけど?」
耳元でそう甘く囁いた。
私は耳から真っ赤になった。
ヤバい……っ!心臓がドキドキ言ってる……!
「け、けけけけ、結構ですっ!!!」
「遠慮しなくていいのに。ま、お互い今日買った服は2人きりのとき限定な?」
「うんっ」
勇吾のせいで心臓がもちそうにないよ……っ!
でも、こうやって過ごせるのは嬉しい。
だから………いいや。
「次、カフェにでも行くか。一旦休憩しようぜ」
「うん、そうだね」
私と勇吾はオシャレな雰囲気のカフェに入った。