【完】腹黒王子の一途な溺愛宣言
「だって俺、オトナだし?」
「同い年じゃん!」
そんなくだらない言い合いをしていると、コーヒーとココアが運ばれてきた。
「コーヒーとココアになります」
ココアには結構なソフトクリームがのっていた。
すっごく美味しそう!
「ごゆっくりどうぞ」
店員さんが去っていくと、私はスプーンを手に取ってココアにのっているソフトクリームを一口。
「んん~っ!美味しい!」
やっぱり苦いのより甘いやつの方が美味しい!
「マジで?俺にも一口ちょうだい」
「え」
勇吾は私のスプーンを指さしてから、自分の口に指を向けた。
も、もしかして………。