【完】腹黒王子の一途な溺愛宣言
「じゃあ、お言葉に甘えて………」
「お風呂場こっちだよ!」
俺はお風呂場に結季を案内する。
「んーっとじゃあ、脱いだ制服この袋に入れて。着替え、俺のTシャツでよければ用意するよ」
「ほんとに?なにからなにまでごめんね?」
少し眉毛が八の字になる結季が可愛くて、不覚にもドキッとしてしまった。
「遠慮すんなっ!じゃ、俺はリビングで待ってるからな!」
「うん」
俺はそう言って脱衣所を出た。
「はぁ~………」
雨に濡れた結季はダメだ……色気があってダメだ……うん。
とりあえず、結季に着替え用意して俺も着替えよ。
着替えを取りに、2階へ上がった。
「えーっと……」
どれにしようかな……。
よし、結季の着替えはこれにしよう!
俺のはいつもの部屋着。
俺は着替えと部屋着を持って下へ降りた。