【完】腹黒王子の一途な溺愛宣言
「もう……っ、バカ颯希………っ」
私の顔はきっと真っ赤だ。
「結季、顔真っ赤ー!可愛いっ」
「バカバカバカ―――っ!!!!」
「俺、普通に“可愛い”って言えるワケじゃないんだからね?」
え……?
「俺……結季の色気に理性、今にも吹っ飛びそうなのを我慢してるの!」
甘い声で耳元で囁く颯希。
「………っ!」
「もう、結季可愛すぎるから、ちゅーの嵐の刑ね!」
「え!?………んんっ」
抵抗する間もなく、颯希は私にキスを落とした。
………私は一生颯希には敵わなさそうです。
《番外編*END》