【完】腹黒王子の一途な溺愛宣言
「な、あそこのコンビニ寄ってもいいか?」
目の前に見えてきたコンビニを指さして青山くんが言った。
「あ、はい」
コンビニに入ると、青山くんは飲み物コーナーのところへ。
「心瑠、どれが好き?」
「え、へ!?」
「買ってやるよ」
か、買ってやるって……
「そ、そんな悪いですよ!!」
「いいから。早く選べ」
「う……じゃあ、これで」
私はいちごオーレを選んだ。
「じゃ、買ってくる」
いちごオーレと抹茶オーレを手に取って、レジへ向かった。
青山くん、抹茶オーレとか飲むんだ。
なんか、意外だなぁ……渋い。