【完】腹黒王子の一途な溺愛宣言
か、かっこよすぎる……!!!
もう本当の王子様みたい。
おとぎ話に出てくるような優しい王子様……。
思わずドキッとしちゃったし!
「横谷さん、どうかした?」
私の視線に気が付いた青山くんが言った。
「へ!?あ、いや、何でもないです!」
み、見惚れすぎた……!
もう恥ずかしすぎる……。
「そっか。ならいいんだけど」
「ご、ごめんなさい……」
青山くんの笑顔にドキドキしてしまう……。
「はは、謝らなくてもいいのに」
「あ、あはは……」
もう青山くんを見るのはやめよう!
うん、そうしよう!!!
そして午前の授業が終了した。