悪態姫と小悪魔王子
私は

自分を責め続けた。

私のせいで

要が傷付くのは嫌だ。

そして

思ったんだ。

私が要と仲良しじゃ無くなったら

要が

傷付かずに済むのではないか。

それから私は

要が話しかけてきても

冷たい態度をとって

わざと要に

嫌われるようにした。
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