悪態姫と小悪魔王子

☆姫と王子の距離☆

次の日も

いつも通りに起きて

いつも通りに学校へ向かう。

だが

1つ

いつも通りでは無い事がある。

それは

『要に会いたくない』

こう思った事だ。

中学に入ってから

そう思う事は無かったのに

突然だ。

気が重い。

だが私は

意を決して

教室の扉を開けた。

目の前には

いつも通りの笑顔を見せる

要がいたのだ……。
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