善人ヲ装ウ、正直ナ悪党。
悪党タチノソレカラ。
-------晴れて大貴と結婚する事が決まった。
剛も遥も祝福してくれて。
遥は『ワタシが藍の結婚式のネイルをしてあげるよ』と会社を辞めてネイルスクールに通い始めた。
元々シゴトは好きではなかったみたいだし、オシャレ好きの遥には合ってる気がする。
遥なら、きっと素敵なネイリストになるだろう。
剛とは変わらず一緒に働いている。
やっぱり遥を忘れられない様で『遥が立派にネイリストになったら、もう1回告ってみようかな』などと言っている。
正直、色々あったので応援はしないけれど、剛がそれで幸せならそれで良い気もする。
遥と剛が幸せなら、それで良いのだ。
課長はと言うと、飛ばされたのか希望したのかは分からないが、子会社に異動して行った。
そして大貴は