ビバ!マジック~ドキドキ☆同士~
痛いほど強く打っている胸を片膝でぎゅっとおさえながら、

やっとのことで言葉を絞り出す。

「……ない」

「え?」

机の上に座って、片膝をかかえた瞬也が、固い声で言い放った。

「遊園地なんか行ってない!」

そのまま教室を出て行ってしまう。
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