ビバ!マジック~ドキドキ☆同士~
咄嗟に逃げ込んだ音楽準備室のドアに背中をつけて、
過去の瞬也はぺたりと座り込んだ。
胸ポケットから、二枚のチケットをつまみ出すと、
無造作にズボンのポケットに突っ込んだ。
そのまま、授業が始まる直前まで、過去の瞬也はずっとそこにいた。
そのあいだに、たぶん過去のあたしは、
亜美やイマイと話しているんだろう。
<このへんにしといてやるかの。>
長老の声がした。
景色が、変わった。
過去の瞬也はぺたりと座り込んだ。
胸ポケットから、二枚のチケットをつまみ出すと、
無造作にズボンのポケットに突っ込んだ。
そのまま、授業が始まる直前まで、過去の瞬也はずっとそこにいた。
そのあいだに、たぶん過去のあたしは、
亜美やイマイと話しているんだろう。
<このへんにしといてやるかの。>
長老の声がした。
景色が、変わった。