ビバ!マジック~ドキドキ☆同士~
1-Eの視線も廊下の視線も、ぜんぶあたしたちに向けられているのを感じたけど、

そんなの知ったこっちゃない。

あたしは挑戦的な目をイマイに向けた。

「誰が、誰と話しちゃいけないって?」

あまりの迫力に、イマイがあとずさった。

「あんたのいうことをきかなかったら、誰が、どうなるって……?」

あたしはものすごく低い声で言った。

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