ビバ!マジック~ドキドキ☆同士~
「じゃあ、ひとつだけ確かなことを言ってやるよ。

俺が確信に至った根拠。」

あたしは耳を疑った。

「―壁の文字はどれも、俺の母さんの筆跡だった。」

そんなはずはない。

遊園地が完成したのは最近だよ?

「うそ……」

だって、瞬也の母さんはずっと昔に死んでいるのに。

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