マイ・ダーリン
「こんにゃろっ」
ボフッ!
クッションが投げ返されてきた。
「えいっ」
負けじと私も投げつける。
「一度痛い目みないと分かんないみたいだなっ」
彼の腕の中に捕まって、
思いっきり、わき腹をくすぐられた。
「キャー!!」
ポン太が、僕も混ぜて、と言うかのように、
しっぽを右往左往に振り回して、私たちの周りを楽しそうに跳ねている。
私は、彼の腕にくるまったまま、ずっと笑ってた。
あなたのおかげで、今私は幸せだよ。
my darling is forever