天才ガールズVS不良ボーイズ
プロローグ
「それぐらいであたし達に勝てるわけないじゃ~ん。」
「本当に。これだから男は嫌いです。」
そう言って笑っている二人の少女。
一人はオレンジのメッシュ、もう一人はピンクのメッシュを髪に入れている。
前には床に這いつくばっている不良たちがうめき声を上げていた。
「ただの馬鹿に興味ない。行くよ。」
二人の後ろにいた少女はそう言うとハニーブラウンの長い髪をなびかせ歩いていく。
「それじゃ~ね。黒龍(コクリュウ)さ~ん。」
「次あったら殺すわよ。」
二人の少女もそう言い残して先を歩く少女を追いかけた。
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