天才ガールズVS不良ボーイズ
駅に向かい電車に乗って向かったのは奈緒の家。
余談だが、あたしたちの家庭状況はよく似ている。
よく言って放任主義。悪く言って育児放棄。
あたしたちの親はあたしたちに関して何も言ってこない。
高校になってからは家を出ていき別の場所で暮らしている。
まぁ、学費や生活費は毎月銀行の口座に十分すぎるほど入るしそもそも、小さい頃から当たり前だったので何も感じない。
だから、あたしたち三人はそれぞれの家に自分たちの部屋持っていて私物を置いたりしている。
「ただいま~!」
愛莉はそういうと笑みを浮かべ家に入っていった。