天才ガールズVS不良ボーイズ



~奈緒視点~



男という存在を許せなくなったのは多分小学生の頃だともう。

小学二年生の時、私は熱を出して学校を休んでいた。

母親は不在、父親は仕事で一人だったはずだったんだ。

ベットで寝ていると、不意に玄関が開く音がしてお父さんと女の声が聞こえた。

不思議に思って声のする方向に行けばそこは両親の寝室。

そこからは変な声が聞こえてて私は扉の隙間から部屋を覗いた。



< 26 / 79 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop