俺達付き合っています
そんな彼女達を容赦なく無視し、再び私の手を引いて歩き出す。


「大丈夫か?」

「う、うん」


私より彼女達の方が重傷なのでは?


一瞬だけ振り返ると私を睨むいくつもの瞳が。

ホラーだよ。歌舞伎俳優にも劣らない睨みだ。



教室に近づくと思い出した。

私イジメられてるのバレる!


色々ありすぎてすっかり忘れていた…!


そう思っていればいつの間にか教室に着いていた。


YA.BA.I
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