ラッキーセブン部
プロローグ
俺は今、部室のドアの前にいる。このドアを開ければ、今日あった、たくさんの嫌な事も忘れられるだろう。そして、ラッキーな事が、次々と起こるかもしれない。
俺の今日はこれからだ。そう思える場所がこの向こう側にある。
「おぅ!佳介!掃除お疲れさん」
部室のドアを開けて中に入ると、部長の正弥先輩が出迎えてくれた。いつもと同じように部員と、ポーカーをしながら…。
正弥先輩は高校2年。身長170cmこの部で、唯一の成績優秀者。
「それで部活入部候補者はいたのか?」
「すみません。見つけられませんでした…」
「やっぱ、なかなか、いないか」
「佳介には優しいんだね?正弥は…」
「うるせ」
正弥先輩のポーカーの相手をしているのは、栄先輩。正弥先輩とはずっと同じクラスらしく、仲悪そうにみえて結構仲良し。
身長168cm。この部で、一番の、ゲーマー…。
「おい!佳介。そんな所に立ってないでお前もポーカーやれ。二人だけだとつまらないんだよ」
「あ、すみません…。では、俺もまぜらせてもらいます」
そして、俺は倉石佳介。この部の事、先輩の事もよく分からないまま入った者です…。身長165cm。
自称、この部で一番、運動神経バツグンです。
とまぁ、現在の部員の紹介をしてみたものの、一番、大切な事を忘れていました。
この部がなんなのかという事を…
俺らには一応、共通点がある。
それは、何かしらに『7』という数字を持っているという事。
俺は『7月7日』の誕生日。栄先輩は、電話番号に『7』が入っていて、正弥先輩は出席番号がいつも『7』らしい…
その中で、俺は先輩達に羨ましがられている。安定のラッキーセブンだよな〜などど言われて…。
そして、この部活の活動内容は、主に突飛して何かをするのではなく…というか、そもそもこの部活は学校に認知されていないらしいのだが。とにかく、今は『7』の数字を持っている人をあと、4人見つけるのが、活動内容であろう…。そもそも、俺はどうして、この部に入ったのだろうか…。
さかのぼれば、この学校に入学してから数日後の事…。
俺の今日はこれからだ。そう思える場所がこの向こう側にある。
「おぅ!佳介!掃除お疲れさん」
部室のドアを開けて中に入ると、部長の正弥先輩が出迎えてくれた。いつもと同じように部員と、ポーカーをしながら…。
正弥先輩は高校2年。身長170cmこの部で、唯一の成績優秀者。
「それで部活入部候補者はいたのか?」
「すみません。見つけられませんでした…」
「やっぱ、なかなか、いないか」
「佳介には優しいんだね?正弥は…」
「うるせ」
正弥先輩のポーカーの相手をしているのは、栄先輩。正弥先輩とはずっと同じクラスらしく、仲悪そうにみえて結構仲良し。
身長168cm。この部で、一番の、ゲーマー…。
「おい!佳介。そんな所に立ってないでお前もポーカーやれ。二人だけだとつまらないんだよ」
「あ、すみません…。では、俺もまぜらせてもらいます」
そして、俺は倉石佳介。この部の事、先輩の事もよく分からないまま入った者です…。身長165cm。
自称、この部で一番、運動神経バツグンです。
とまぁ、現在の部員の紹介をしてみたものの、一番、大切な事を忘れていました。
この部がなんなのかという事を…
俺らには一応、共通点がある。
それは、何かしらに『7』という数字を持っているという事。
俺は『7月7日』の誕生日。栄先輩は、電話番号に『7』が入っていて、正弥先輩は出席番号がいつも『7』らしい…
その中で、俺は先輩達に羨ましがられている。安定のラッキーセブンだよな〜などど言われて…。
そして、この部活の活動内容は、主に突飛して何かをするのではなく…というか、そもそもこの部活は学校に認知されていないらしいのだが。とにかく、今は『7』の数字を持っている人をあと、4人見つけるのが、活動内容であろう…。そもそも、俺はどうして、この部に入ったのだろうか…。
さかのぼれば、この学校に入学してから数日後の事…。
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