トライアングル―First Love―
「俺だって告白したいよ………だけど告白したことをきっかけに変な関係になるのがイヤで…」
「それは告白しないとわからないだろ?」
俺は優太ってこんな女々しい奴なんだと思った。
「でも……それでも……」
はぁ、優太も弱いなぁ。
夢依ちゃんの事になると……
「じゃあ、賭けやろうぜ!明日の放課後のれんしの時1ON1やろう!夢依ちゃんを賭けて」
優太は少し考えた。
「やる!!絶対勝ってやるからな!!俺はこんな方法でしか、告白できないけど……俺の大好きなバスケで“勝利”と“夢依”を手に入れるからな!!」
「そうこなくちゃな!!じゃあ明日の放課後な!練習再開するぞ!!」
はぁ、無理矢理決めちゃったけど…
1ON1、絶対勝ってやる。
奏人side―END―