SOAR!

手を繋いで、駄弁って、映画見て、千代に、やっぱり翔くん目立つなぁ。なんて言われたりして、ムチャクチャ楽しかった。

でも、いつかは変装なしで学校でも堂々としてたいな、って思ったのも本音。



彼女の家の前まで送り届ける。

「絶対全国行くって約束する」

差し出した小指に千代の小さな小指が絡む。

「うん、私、絶対応援いくね!」

キスをして、また月曜日にと手を振って俺は自転車に股がった。

彼女の存在は、バスケに対してもやる気を更に与えてくれるらしい。カッコイイとこ見せなきゃと、気合いが入った。


きっと、君の前で翔んでくようなダンク、決めて見せるから!


< 14 / 14 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

幸福最高記録更新中!

総文字数/5,726

恋愛(その他)9ページ

表紙を見る
DUNK!

総文字数/9,681

恋愛(学園)12ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop