愛し*愛しの旦那サマ。
―…それから、
「おやすみ」
という言葉と一緒に、軽くキスがおとされて、大好きな臣くんの腕の中で目を閉じる。
臣くんの隣で眠りにつくことが、当たり前になってるなんて、あらためて考えてみると何だかとても不思議な感じ。
ベッドに入って目を閉じると、必ず、臣くんのことを考えながら眠りにつくのが日課になってる。
些細な会話も、やりとりも、一つ、一つ、大事に記憶して、思い返して寝付くの。
―…夢の中でも、臣くんに会えればいいなぁ、
なんて。
結婚してからも、そう思えるんだから、本当に幸せだ。
優しい温もりに包まれて、
「……おやすみなさい」
と、今日も夢の中へ。
他の誰にも譲れない、臣くんの隣りなのです。