愛し*愛しの旦那サマ。
「……じゃあ、俺、この二本借りるから、レジよろしく」
臣くんに海外ドラマの新作を二本渡され、ト○ロさんと一緒にレジカウンターへ。
多分、家に戻ってからは臣くんが海外ドラマを見るだろうから、私は大人しく隣りで一緒に海外ドラマを見ながら、臣くんでも見よう。
あ、それなら、コンビニでスナック菓子とスイーツでも買って、それをつまみながら鑑賞会ってのもいいな~
と、まぁ、そんなことを考えながらレジをすませて、カウンターから少し離れた場所で待つ臣くんのもとへ。
「ねぇ、ねぇ、臣くん……」
コンビニも寄って帰ろうよ~、と、言おうとしたその時、
「櫻井先生?」
と、背後から若い女の声。