愛し*愛しの旦那サマ。


あーあ。

結局、いつもの臣くん。通常運転だった。


まぁ、よくよく考えれば、臣くんはそれでこそ臣くんな気もするし……

こんなことなら、昨日、一緒にお風呂入ってもらって、一緒のタイミングで寝たかった……(幸代的重要ポイント)


くぅ~。

何だか、くやしいから、ちょっと臣くんにイヤガラセしたくなった……

私でも出来る些細で、そんなに大きくない(臆病者)イヤガラセ……


そうだっ!


五時半、早朝からイッパツ。

幸代さまの熱いチューを贈りつけてあげよう。

別に、私がしたいワケじゃなくて、イヤガラセとしてね!


でも―…

臣くんは熟睡してるようで、こういう時はカンが働くからなぁ。(デコピン他……)


もしや、次は足蹴りがとんできたりして……


まぁ、いいや~。

構えていけば、よけれるかも(←?)しれないし!


では。

お目覚……いや、イヤガラセのチューを……

と。

じわり、じわり、口唇を近づけてみる。




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