愛し*愛しの旦那サマ。
そんな二人の出逢いと馴れ初め
今日も臣くんを笑顔で仕事に送り出し、お掃除なうの幸代です。毎朝、臣くんのスーツ姿には惚れ惚れしちゃう。いっそのこと、臣くんスーツ姿verのオリジナル写真集でもフォトブックで作ってやろうか。
うん。近日中に実行してやろう。
そんな企みをしながら、リビングの窓をガラッと開けると、ビューッと入ってくる冷たい風。
もう暦は十二月。
すっかり寒くなりました。
けど、私と臣くんの師走の思い出には“寒”の文字なんてないわ。だって、十二月は私と臣くんが出会った二人の愛物語の始まりの月だから……
やだ。そんな事、思い出しちゃうと掃除の気分じゃなくなっちゃう。こうなったらレモンティーでも飲みながら、その時の思い出に浸っちゃおう。
うん。本日の午前中の予定はそれで決まり。