愛し*愛しの旦那サマ。
「……」
そんな私を呆れた表情で見る臣くん。
「クリスマスプレゼントは臣くんとのクリスマスデートという事でいいですからぁ」
頑張って瞳を潤ませて、臣くんにお願いすると、臣くんは呆れたように溜め息をついて、(実際呆れてる)
「今からなら付き合ってやる」
と言ってくれた。幸代勝訴~!
「ホント?じゃあ、すぐにマッハのスピードで準備するっ!」
「……でも、まだ明るいぞ?」
「いーのいーのっ!クリスマス気分は十分に味わえるし!」
この際、クリスマスに臣くんとデート出来れば何でもいいと思うワタシ。
片づけをさっさと済ませて、早速お出かけの準備にとりかかろ~!