愛し*愛しの旦那サマ。


「……」


そんな私を呆れた表情で見る臣くん。


「クリスマスプレゼントは臣くんとのクリスマスデートという事でいいですからぁ」


頑張って瞳を潤ませて、臣くんにお願いすると、臣くんは呆れたように溜め息をついて、(実際呆れてる)


「今からなら付き合ってやる」


と言ってくれた。幸代勝訴~!


「ホント?じゃあ、すぐにマッハのスピードで準備するっ!」

「……でも、まだ明るいぞ?」

「いーのいーのっ!クリスマス気分は十分に味わえるし!」


この際、クリスマスに臣くんとデート出来れば何でもいいと思うワタシ。

片づけをさっさと済ませて、早速お出かけの準備にとりかかろ~!


< 79 / 498 >

この作品をシェア

pagetop