愛し*愛しの旦那サマ。
「お粥でも食うか?」
「う……うん、何どかキッチンには立でぞう……」
「アホ。お前は大人しく寝てろ」
「づ、作ってくれるの?」
「食欲あるなら食べておいたほうがいいだろ。お粥ぐらいなら作ってやる」
「お゛……臣ぐん」
臣くんが私の為に、お粥を作ってくれるなんて……(カンゲキデス)
「じゃあ、出来るまで寝なくてもいいから寝室で横になっとけ」
そう言うと臣くんは、感動に浸る私を抱きかかえたまま、寝室へ移動しようとする。
そんな臣くんに、
「そ、ぞれはイ゛ヤぁ!」
と、かすれる声を振り絞ってストップをかける。
「何でだよ」
「お、同じ屋根のじたにいるのに……もう゛ごれ以上離れだぐな、い」
「はぁ?お前な……」
「どにがくっ!そこのソファーにでもごろがしておいでぐださいっ」
このまま寝室に強制送還するなら、ぜっったいに臣くんから離れないからっ……!
そんな思いで、出せれる力を込めて臣くんの首に必死にしがみつく。
「わかったから、首から手を離せ、苦しい。アホ」
「し、失礼じまじた……」
そして無事、リビングのソファーにおろされた私。