アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
女性スタッフさんは、一枚の名刺をくれた。


「脚本家の、人だったんですか?!」


「そう、私隠してた訳じゃないけど、無名の脚本家。
 世間じゃそう言われているでしょ?」


この人が、『100数えたら、君がいない』の


脚本書いた人だったの。


普通にTシャツにジーパンで、スタッフさんだと

ばかり思っていた。


「最終回、楽しみにしていてね!
 貴方も出てるから」


こうして、私はドラマのロケ撮影で、


エキストラとして妹役を、演じて?




2週間後・・・・・
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