アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
桜子、プティ・アレキンの発言に、石化しました。

今考えたこと、一部なしにしよう。うん。


頭悪そうって、お兄さん。やっぱり、アレキンお兄さんだ。


プティだろうが、小さくなっても、アレキンお兄さんだ。


桜子は相当、ショックのようです。


やっぱりアレキン。


本音をずばっと、ストレートすぎだ。


「アレキン、桜子おねーさんに向かって、
 何て真実に近いことを、言うのデスカ!
 駄目デショウ、自分のおねーさんに、言ったラ」


真実に近い、もう自分達より下。決定ってことだよね。

そーゆこと、思っていたんだ。


お母さんも、頭いいもんね。

私は普通、普通位で、いいもん。


「お父さんも、何げに私のこと、そう思ってたんですね。 
 そうですか、もう食事から、洗濯まで自分でして貰います」

「桜子ちゃーん、怒らないで、第2のアレキンになったら、
 お父さん、本当に耐えられナイ、デスカラ」


『お父さんに、勝ってる。桜子ちゃーん、は
 僕のおねーさん、なんだよね?』


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