アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
「おとん、またそんなもん作りおって。
こりへんやっちゃな?。プラスアルファーも」
学校から帰ってきたアレキサンダーが、ハリセン?をもって
父と桜子の前に立ちはだかる。
むよん、むよむよの物体は辺りにとびちり、
グロテスクな状態になって動きはしていないようだ。
「プラスアルファーって、私は桜子です!
でも、何で義理兄が・・。て、話聞いてたの。
もしかして、もしかすると・・・?」
ああ、義理兄が怒ってる。これが、腹黒いってやつかな。
黒い、黒い、黒黒黒。
笑顔でいても、目が笑っていません。
「アレキーン、スミマセン、スンマセン。スンマソン!
これ、すみませんス行活用形で・ス」
父は手を合わせて謝っているが、ふざけている。
「変な関西弁つかうな、ゆうとるやろが!
まったく、・・・そうなんかいな」
あれ、義理兄。顔が少し赤い?なんで。
にやにやした顔で私を見るなー。
「なんですか、人の顔みてにやにやと笑って。
気味が悪いです、なんか」
「当然や~、桜子ちゃ~ん。いやー俺も好かれたもんやな。
おとん、覚悟はできとるか?」
こりへんやっちゃな?。プラスアルファーも」
学校から帰ってきたアレキサンダーが、ハリセン?をもって
父と桜子の前に立ちはだかる。
むよん、むよむよの物体は辺りにとびちり、
グロテスクな状態になって動きはしていないようだ。
「プラスアルファーって、私は桜子です!
でも、何で義理兄が・・。て、話聞いてたの。
もしかして、もしかすると・・・?」
ああ、義理兄が怒ってる。これが、腹黒いってやつかな。
黒い、黒い、黒黒黒。
笑顔でいても、目が笑っていません。
「アレキーン、スミマセン、スンマセン。スンマソン!
これ、すみませんス行活用形で・ス」
父は手を合わせて謝っているが、ふざけている。
「変な関西弁つかうな、ゆうとるやろが!
まったく、・・・そうなんかいな」
あれ、義理兄。顔が少し赤い?なんで。
にやにやした顔で私を見るなー。
「なんですか、人の顔みてにやにやと笑って。
気味が悪いです、なんか」
「当然や~、桜子ちゃ~ん。いやー俺も好かれたもんやな。
おとん、覚悟はできとるか?」